真 幸
まさき
真幸駅駅舎真幸駅駅名標
【所在地】 宮崎県えびの市内竪
【開業年月日】 明治44年5月11日
【営業キロ数】 八代起点79.0km 隼人起点45.2km
【駅員の配置】 無人駅
【駅一口メモ】
 真幸はえびの市に属し、肥薩線内唯一の宮崎県内の駅です。スイッチバックの駅で、いったん駅を通り越すように行ったあと戻ってホームに入線します。
 かつて駅員がいたころはホームは石庭風に掃き清められていましたが、無人駅になるとホームがやや荒れてしまったものの、 近年肥薩線の観光路線化から地元の人たちが駅舎改札口跡横に枯山水の庭園を整備し、かつての面影を取り戻しています。また駅ホームには「幸福の鐘」があり、駅を訪れた観光客が鳴らしていく姿を見かけるようになりました。

 昭和47年には大雨による土石流が駅ホームを襲い、今でもそのときの巨石がホームに遺されています。駅周辺はこの土石流により集落がほぼ壊滅状態になり、 現在では駅周辺にほとんど民家がなくなってしまいました。

 これから吉松へ下る途中にある第二山の神トンネル内では昭和20年に多数の復員軍人を乗せた蒸気機関車が立ち往生し、煙に巻かれた乗客が列車から脱出し、 歩いてトンネルから抜けようとしたところこれに気づかなかった機関士が排煙を避けようと列車をバックさせてしまい、53名の犠牲者を出してしまうという惨事が発生してしまいました。 現在第二山の神トンネルの真幸側出口付近に慰霊碑が建てられています。
【ギャラリー】
枯山水の庭園 駅舎からホームに向かう脇にある枯山水の庭園。
 地元の人たちによって手入れがされています。
スイッチバックから見た駅舎 スイッチバック線から見た駅舎とホーム。
幸せの鐘 駅ホームにある幸せの鐘。
 かつて貨車の入れ替え時などに使用されていましたが、現在は観光客のために幸せの度合いに応じて鐘を鳴らせるようにしてあります。
山津波記念石 昭和47年の大雨による土石流が襲った際にホームに残された巨大な石塊。